夢工房まつり

 10月18日(日)に「夢工房まつり」にて演奏してきました。 毎年恒例のようになっているこの公演は、夢工房の秋祭りを利用者の方々と一緒に盛り上げよう、ということで参加しています。

 また、太悳と太悳学生組が一緒に演奏できる数少ない機会の一つでもあります。学生は授業や就職活動などがあるため、練習時間の確保が難しく、不定期に入ってくる依頼公演には基本的に参加できないのです。学生組は、入学式をはじめ学内の行事を中心に出演しています。しかしこの公演は、まだ授業が本格的に忙しくなっていない時期であることや、大学祭公演が終わってから日が浅く、お客さんに見せられる演目が準備できることなど、条件が重なっているため、学生も出演できるチャンスなのです。

 今回は、9月の大学祭公演の演目から2曲、学生組が演奏することになりました。
(大学祭公演前は、学生は毎日のように4時間以上練習や話し合いをします。課題との両立は大変ですが、みんなで舞台を創り上げるためには、その積み重ねが必要なのです。)
演目
 1.「ことはじめ」 演奏:学生組2年生
 2.「音駆け」   演奏:学生組3年生
 3.「実り」            演奏:太悳,学生組    踊り:学生組1~3年生
 4.「花笠」    演奏:太悳,学生組    踊り:学生組1~3年生
 
 1曲目の「ことはじめ」は、太悳の公演では今やおなじみの曲ですが、大学祭公演では2年生が学年曲として演奏しました。シンプルな構成だけに、リズムに乗っていくことやお互いに合わせること、そして音と動きを身体全体で表現していくことの難しさ…。私自身日々痛感します。
 今回演奏した2年生はまだまだ演奏経験も少なく、途中ひやっとする場面もありましたが、お客さんからもらった温かい拍手を、これからの練習の糧にしていってほしいな、と思いました。「ことはじめ」という曲名の通り、初心に返って、一から出直す気持ちで練習することの大切さを思い出させてくれることでしょう。
 「音駆け」は、3年生が今年の大学祭公演に向けて創作した曲で、軽快なリズムや様々な楽器による掛け合いが魅力です。今回は、締太鼓を担当している学生が授業の関係で出られないため、私も助っ人として演奏に参加しました。締太鼓による「地打ち」は、他のパートを支えたり引っ張りしながら、曲全体に大きな影響を及ぼす重要なパートです。大学祭の練習で毎日のように聴いていた「音駆け」ですが、実際に演奏してみて、曲の持つ良さも難しさも体感することができました。
 この日の演奏は奏者が皆とてものっていて、曲の持つ軽快な心地よさが良く出ていたと思います。お客さんたちも、体を揺らしながら楽しそうに聴いてくれていました。しかし、終わってから奏者の1人がおもしろいことを言っていました。
「のりすぎて一瞬間違えそうになってしまった」
 おそらくお客さんは全く気づかないレベルの出来事だと思いますが、これはとても興味深いことです。今後の課題として活かすことのできる、良い経験をしたと思います。この曲も、これからもっと育っていってほしいですね。
 そして、夢工房の利用者の方々も踊りで参加してもらう「実り」と「花笠」は、もうこの公演には欠かせない演目となっています。皆さん、振り付けもノリも完璧です!学生組のみんなも、練習以上に満点の笑顔。今年もとても楽しい公演になりました。
 そうそう、この日の天気予報は雨ということでとても心配だったのですが、そんな心配も吹き飛ばすようなお天気に恵まれ無事公演終了。ところが、太鼓をすべて車に積み終えてしばらくすると…
ぽつり、ぽつり…と雨が降ってきたではありませんか!先生の晴れ男伝説は、まだまだ記録更新中のようですね。
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